と畜場とは?食肉センターとの違いと役割を解説
と畜場は、と畜場法に基づいて家畜をと畜・解体する施設で、獣医師によると畜検査が行われます。本記事では、と畜場の役割とと畜検査の位置づけ、食肉センターとの違い、衛生管理の要点を整理します。
と畜場とは、と畜場法に基づき、牛・豚などの家畜をと畜・解体する施設です。と畜にあたっては、獣医師であると畜検査員による検査が行われ、安全な食肉だけが流通します。と畜場が「と畜・解体」を中心とするのに対し、食肉センターは加工・保管・流通まで機能を広げている点が主な違いです。
|と畜場とは?
と畜場とは、と畜場法に基づいて設置・運営され、牛・豚などの家畜を食用にするためにと畜・解体する施設です。生体で搬入された家畜を受け入れ、と畜検査を経てと畜・解体し、枝肉へと仕立てます。食肉流通の最も上流に位置し、安全な食肉を供給するための起点となる施設です。出典:厚生労働省
|と畜検査の役割
と畜場では、と畜の前後に、獣医師であると畜検査員による検査(生体検査・解体前検査・解体後検査)が行われます。これは、疾病の有無などを確認し、安全でない食肉が流通しないようにするための重要な仕組みです。検査に合格したものだけが、食肉として次の工程へ進みます。出典:厚生労働省
- ✓生体検査:搬入された家畜の状態・異常の有無を確認
- ✓解体前検査・解体後検査:枝肉・内臓などの状態を確認
- ✓合格の確認:安全が確認されたものを食肉として流通させる
- ✓記録の保存:検査・衛生管理の記録を残す
|食肉センターとの違いと衛生管理の要点
と畜場が「と畜・解体」を中心とする施設であるのに対し、食肉センターは、と畜・解体に加えて部分肉加工・保管・出荷といった機能まで備えた施設を指すのが一般的です。実際には、食肉センターの中核機能としてと畜場が位置づけられている場合もあります。いずれの施設でも、HACCPに沿った衛生管理と記録の整備が求められます。出典:厚生労働省
| 用語 | 意味 | 関連する実務 |
|---|---|---|
| と畜場 | と畜場法に基づき家畜をと畜・解体する施設。 | 検査を受けて適正にと畜・解体する |
| と畜検査員 | と畜検査を行う獣医師の資格を持つ職員。 | 生体・解体前後の検査を担う |
| 生体検査 | と畜前に家畜の状態・異常を確認する検査。 | 異常が疑われる個体を選別する |
| 食肉センター | と畜に加え加工・保管・流通まで担う施設。 | 部分肉加工・出荷まで一体的に行う |
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